平成20年9月28日(日)
菅平スカイライントレイルランレース公式HP
daniのリザルト
総合15位? タイム
5時間6分?
<前日>
昨日は2時に菅平へ。今回のレースは前泊が条件だった。地元の協力を取り付ける替わりに、地元へお金を落とす仕組みになっている。長野県民としては、複雑な気分だが、環境負荷を下げる目的で参加人数も少なく設定しているため(単に集まらなかっただけかもしれないが)、参加費だけでは赤字になってしまうだろうし。
泊まったのは、ホテルシュワルツ。宿は自分で選択できなかった。選択できたなら、風力反対のお兄さんの宿に泊まりたかった・・・
宿で相部屋になった初めてトレイルを走るというお兄さんに、「コースって間違ったりすることあります?」などと聞かれる。先輩風を吹かせて「そんなことありえぬぇ」と答えていたのだが・・・
<当日>
出発時、一番前に陣取る。今回はゲストランナーは別としてハセツネにでるようなトレイルランナーは軒並み出ていないので、少しでも上位を目指そうと鼻息を荒くしていた。スタート地点には宮原さん、松本さん、鏑木さん、間瀬さんなどの「スタァ」が並ぶ。こそっと携帯で写真を撮ったりした。
ようやくスタート。宮原さんと50mくらい併走する。すぐに離されたが。トップ選手はあっという間に行ってしまった。自分はややオーバーペース気味に8番手くらいを気張る。少しして鏑木選手+αの選手たちに抜かれ、10数番に下がる。そこからその順位で落ち着き始めるが、野口みずきコースにはいったところで、なんとコースミスをやらかしてしまった。ここが野口みずきコースかぁ、などと感心しながら、かくれ野口ファンの自分は悦に入りながら、コースを1kmくらい?走り続けてしまった。まったくアホだ。
実際はすぐに野口コースからトレイルは外れていたのだが、自分は気づかなかった。しばらくして、マーキングがずっとないことにさすがに気がつき、しばし呆然。集中力も切れて、空を見上げてしまったりした。しかし、とりあえず戻ることにする。途中でやはり間違った人に会い、その人が地図を持っていたので、地図でコースミスを確認。レース中に地図を出すなんて、このレースはオリエンテーリングか!などと突っ込みを入れながら、気を取り直す。しかし、Uターンするときは頭にカッカきて、棄権しようかと思ったほどだった。原因は自分がマーキングを見落としたからなのだが、自分以外も何十人もコースミスを起こしたポイントだったようで、分かりにくかったことは確かだ。第一マーキングが黒地のテープ(スキ○ズのテープ)で分かりにくいことこの上ない。
コースに戻ると、相当順位を下げてしまったことに気づく。まだ10kmも走ってないところで15分くらい?ロスしたが仕方ない。 自分に対してもかなり腹立たしくなっていたので、ここから相当追い込んで走る。いったい何人抜いただろうか。50人は抜いたと思う。途中で同宿だった、お兄さんを抜く。
「やあ!」「あれ?」「あ、コースミスした・・・」「えー?(コースミスなんてぬぇって言ってなかった?)」
最初は人の塊を抜いていたのだが、だんだん人がまばらになってくる。そのうち、小根子の手前付近でレースの最初に前後していた人に追いつきはじめる。トレマンさんにも会う。直後に女王も捕らえた!
女王を抜いたところで、それなりに上位に戻りつつあることを確認したのだが、その直後、小根子に着いたと同時に突然、両足が同時に攣る。 こんなの初めて〜。幸いここから下りだったから、アキレス腱を伸ばしながら走るという、奇怪な行動に出る。止まりたくないから仕方ない・・・
ここからはず〜っと下り。両足が引きつった状態の下りはかなり苦しい。足が悲鳴を上げている。こんなときに限って塩を忘れた。足の攣りが収まってきた頃、今度は木の根に引っかかり、前にダイブする。こける瞬間、あ、これ怪我するぅ、「これでリタイヤできるから、楽になる〜、でもハセツネどうしよ」などと村上君のように0.5秒くらい考えてから笹薮に突っ込む。
お、なぜか転倒をきっかけに再び両足が攣っているが、なんとか怪我はなさそう。ゆっくりと走り始める。もうヨレヨレ。しかし、まだ20k地点、半分くらいの距離なのであった。。。
その後、なんとか復活し、大松方面へ。昔ならここでへろへろになって、座り込んだりしたかもしれないが、登りも少しだけ走りつつ、2人をパスし、ゴールへ。最後のロードは足に来たが、さほど減速することもなかった。
ところで、、、今回、諏訪湖ハーフで優勝していた西○さんや元10万m日本記録保持者の女性ランナーが招待されていたが、やはりトレイルはロードとは違うのか、記録はいまいちであった。
<運営について>
コースのマーキングについては、何箇所か分かりにくいところがあった。マーキングがスキ○ズの黒テープっていうのが悪かったと思う。それ以外はお祭りっぽくて楽しかった。地元とのかかわりや、レース参加者以外が楽しめるイベントとして行われたことはすばらしいことだ。今後はこのような運営が増えてくるのだろうと思う。
装備:
ルーファス、コンチ、ハイドレーション1.5L、短パン、ユニクロジップT、アームウォーマー
チョコバー1、パワージェル3 ※食べたもの
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