平成20年8月31日(日)
OSJ 公式HP
リザルト
daniのリザルト
総合16位(30代男子8位) タイム
5時間37分32秒
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動画でーす! ちょっと読むのに時間掛かります。
出発時、最後の給水所にて(1位、4〜17位まで通過シーン)、ゴールまで
1位の松本大さんとS馬さんはやっぱ走りが違う。
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<前日>
前日受付のみだったので、前日入り。会場の松原スポーツ公園に12時ごろ着くが、結構雨が降っていて肌寒く、人もまばらで盛り上がっていない感じ。受付を済ませ、会場を後にし、車でコースの下見に行く。ロードの長さを確認し、ふむふむこの辺からゲレンデに出るのか、と確認。チョットのことだが距離感が出るのは良い。
それから3時ごろ宿(写真右:滝旅館)に入る。
5:30から選手のウェルカムパーチーがあったので、再び松原スポーツ公園へ行く。ここで明日のコースレイアウトやコースの状況、注意点などの説明があったあと、立食形式で軽い食事が用意された。宿の食事があるので食べるのは少しにしていたが、ヲカダが選手でもないのに缶ビールをプシューっと2本飲んでいた・・・
その後、じゃんけんゲームでいろいろスポンサーからの商品があった。僕は1回だけ準決勝まで勝ち残ったが結局何ももらえなかった。残念!
宿に帰り、飯を食って、明日の用意をしてさっさと寝た。
<当日>
4時起床。5時過ぎ会場へ。ちょっとだけアップ。有名人は有名人同士集まって談笑している人もいれば、一人ぽつんと座り込んで話しかけんなオーラを出しまくり集中している人もいる。
トレマンさんにも会った。
スタートは7時。
自分はロードはゆっくり目にスタートした。登り一辺倒、下り一辺倒のルートなので登りの苦手な自分は登りで燃え尽きないように考えていた。しかし、みんな飛ばすなあ。。。でもすぐに落ちてくるだろうからまったく気にしない。
スキー場に入ると足にはソフトなのだが、微妙に走れない勾配が続く。当然トップレーサーは走っていると思うが。ひざを押しながらゆるいところは少し走る。あまり急だと、走っても早歩きと大差ないんだよな・・・
田の原に着くと、昔一度だけ山ボードに来たことがあったので距離感が分かる。しばらく平で徐々に急になる。山小屋も視認できた。
この頃、抜きつ抜かれつしていたオヤジさんとトライアスリートっぽい若者(トライアスリートは腰から上の筋肉が多い) をようやく振り払えた。そこから岩場をひざ押しでひたすら登るが、これが意外と調子よく、結構抜くことができた。あっという間にお鉢めぐりへ。しかしガスでよく見えない。前後に選手が見えなくなるが、しばらく走ると前方に2人の選手が。1人はすげー若い。下の林道でしばらく抜きつ抜かれつしていた若者。なんか疲れているように見える。抜く。もう一人は抜けない。強い。追いつきそうになると離される。余裕を感じる。途中のエイドで追いついたときも、「もう少しで下りですね〜」と穏やかに話しかけられる始末だ。結局、それから離され下りで見えなくなった。
お鉢めぐりの最後、もっと早いはずのH野さんとS馬さんを抜く。Hさんは転倒しリタイヤだったようだ。S馬さんは、転倒されたのかどうか詳細は分からない。でもその後、復活し抜き返された。やっぱ格が違いますよ。
スキー場の下りでは、あまり抜かせなかった。
というか調子の悪そうなY下さんを抜いただけでした。そしてゴール前で、いつもレースで前後しているK村さんを抜いただけでした。
スキー場は足が斜面に対して平行に置くことになるから、本当に疲れる。普通の山道なら、そういう場所は少ないから、走り方がかなり異なるし、腿への負担が増す感じがする。実際、このレースでハムを痛めてしまって、2週間たった今でもチト痛い。
<運営について>
王滝村はパワースポーツのT沢さんの銅像がたつんじゃないかというくらい恩恵を受けているように思えるのだが、我々にお金を落としてくれというだけで、落としどころをアナウンスしてくれない。レース後の温泉の案内やクーポンすら用意しない。食事の場所が載っているマップもない。お土産屋さんも紹介しない。
地元民が応援したいから、、、という理由でロードの区間が長くなったのに、応援がすごくまばらだった・・・
人口が1000人前後で、財政再生団体になりかけていた(ソース)村だからもっとパワースポーツに便乗して村をあげてやればいいのに・・・と思う。でも、力になる若者がいないんだろうな・・・
装備:
リアクター、C.D.、スマーチューブ1L、CWX、ユニクロT、アームウォーマー
カーボショッツ3、パワージェル1、ソイジョイ2、梅干2 ※食べたもの
<所感>
優勝は鏑木さんの弟子といわれる松本大さん。ぶっちぎりの優勝で格の違いを見せ付けられた。出場者は彼とその他大勢、って感じのリザルトだった。
優勝の松本大さんのタイムが 4:18:56、2位の山田さんのタイムが 4:54:54。普通のレースじゃありえないタイム差だった。
以下、DAYSより。
私個人としては、参加人数も少なかったし、本当に強い人が何人か出場していないこともあって、今までで一番順位がよかった。また、普通のトレイルと違って、岩場が多いので少々テクニカルだった。なので強い人の中でも捻挫などでリタイヤした人もいたようだ。
心肺は強いがトルクを出す筋力が弱く、下りの岩場に慣れてない、ロードあがりのランナーには厳しいコースかもしれない。その辺は山屋あがりの自分には少々有利に働いたかもしれない。それでもこの順位・・・か。
途中なんどか抜きつ抜かれつした人はハセツネでも8時間台の人だった(これ間違い9時間半くらいだった)。山頂付近で追いついて、これから下りになるから抜かせる!と思った青いウェアの人は、加速してあっという間に自分の視界から消え去っていった。この人は有名なO内さんだった(これ私の勘違いのようです。O内さんはまだ先でした、たぶん。)。同じく長野県民。
途中驚いたこと。お鉢めぐりの後半の登りで、 「そこにいるはずのない人」 がよろよろと斜面を登っているのを見た。一瞬人違いかと思ったが、その人、S馬さんだった。優勝争いをしているはずの人なので、思わず「どうしたんですか?怪我したんですか?」などと聞いてしまった。大きなお世話だったかもしれないが、それだけびっくりしたのだった。
※どうやら転倒された?らしいです。
自称得意なはずの下りのガレ場で誰も抜かせず、それどころか離されてしまって屈辱的な気分になりながら、後ろをチラ見して、誰も追ってこないのを見て安心して速度を緩める弱い自分。振り返って視認できる距離などたかが知れているのに・・・
それでも一人だけ、前方から落ちて来ている赤いウェアの人がいた。田の原の手前で抜く。でもその後、スキー場のエイドで再び抜き返された。
実は山頂付近でハイドレーションが切れたのだった。それで下り始めてから軽い脱水状態に。エイドが結構あったので、何とかなったが、後半晴れてきたのでやばかった。なのでスキー場のエイドでたっぷり給水しようと水を飲みまくっていると、赤いウェアの人に追いつかれた。そのさらに後からすごいスピードで下ってくる人がいた。S馬さんだった。すっかり回復したようで、エイドはパスしていった。
せっかく抜いたのにここで2人にパスされては、、、と思って奮起し、走り始めるとたぷんたぷんのお腹が激痛くなってきた。中学生のとき、部活中は水飲むの禁止だった理由が20年以上たって明らかとなったのだった。どんどん遠ざかる先行者をみながら、またもや情けない気分に。
結局、赤いウェアの人をロードに出る手前で再度パスし( S馬さんはどんどん加速して遥か遠くらしい) 、ロードの最後の方で、もう一人抜いた。そしてようやくゴール。結構、有名な人々の前後にゴール出来た、ように思う。
山頂付近で見たO内さんの背中が忘れられない(・・・違いました)。もしあのO内さんだと知っていれば、一瞬でも前に出ることにトライしたかもしれない。そして、そのことを酒の肴にできたような気もする。正確なタイム差は分からないが、そこからゴールするまでの下りで20分くらい離されたのだと思う。ハセツネのCP3以降、スピードに乗れない自分の弱さを見た気がした。絶対的な下りの筋力不足だけでは説明できない何かがあるはずだ。
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