第1回志賀野反トレイルレース

平成20年 6月29日(日)
 
第1回志賀野反トレイルレース



ソイジョイ1本(3)、アミノバイタルスーパースポーツ2本 (3)、ぺスパ1本(1)、
カーボショッツ2口(4本をボトルに入れ水で薄めてあったが2口しか飲めなかった)
ハイドレーション(シトリックアミノ1L)
 ※( )は持って行った数量

<レポート>
 雨が降るのはわかっていたから、朝起きて雨音がしても、どうも思わなかった。起床は3時すぎ。昨日は9時に寝たから、まあまあ眠れた。外を見るとざあざあ降っている。
  パスタやパン、バナナ、アミノ酸などを腹に入れ、4時にsonoさんを迎えに行き、志賀高原にむかった。今回もヲカダがサポートしてくれた。
  志賀高原に着くと、雨の中わらわら人がスタート地点に集まっている。 みな雨なのにご苦労なこった。みんなは雨の中スタート地点近くで濡れないように屋根の下に入っているが、今回こそは出だしの渋滞を避けようと、30分前に雨の中ゲート前にならぶ。先頭のプラカードには「フルマラソン3時間半以内、ハセツネ12時間以内」と書いてあったので堂々と先頭に。3列目に入ることができた。

  いよいよスタートというときに、雨のため、野反湖1周をカットし、40kmのところが26kmになるとアナウンスがあった。野反湖一周が勝負だと思っていたので拍子抜け。しかし、後ろのほうで並んでいる人たちの一部からうれしそうな歓声が上がっていた。私のすぐ前にいたO内さんがその様子をみて「うれしいのかよ、悔しがれよ」といっていたのを聞いた。長距離ランナーにとっては確かに26kmは短いだろう。

  朝6時スタート。相変わらず雨脚は強いが、慣れた。自分はこういうレースで先頭付近に並ぶのは初めてだったので、すぐ前に有名人がいっぱいいてうれしかった。着いていこうなんて思わなかったけれど。
  出だしはゆるいのぼりが続き、折れ曲がってからスキー場を横断し、しばらく行ってから下り、水路沿いの登山道にはいる。ここからはすべて試走してあるので、ペース配分はよくわかる。飛ばしてはいけないと思いつつ、先頭から出発したので皆速い。のぼりで2人に抜かされたが、ノッキリを過ぎて稜線に出てから何人か抜いた。稜線は雨が横殴りで何度か耳に雨が入ってまいった。細かいアップダウンを繰り返しながら、根曲がりをかき分けて走る。これが過酷な状況ながらMには楽しいから不思議だ。

  やがて寺子屋をすぎると、急な下り。大好きなセクション。何人か抜く。赤石手前では再びのぼりで疲れるがこの先に下りがあると思うと、距離も短いし飛ばしてしまう。赤石でスタッフに気合を入れてもらい、ようやく県境のセクションへ。
 再び急な下りで雪渓も出てくるが、試走で知っていたので、問題なし。じゃばじゃばの登山道を下る。しかし、人があまり入らない領域なので、倒木があったり、根曲がりがかぶっていたり、大変。それに雨脚も弱まらず、なかなか大変な状況。それでもその大変な状況にいる自分に酔うような感覚で、なかなか楽しめる。

  やがて暗部に差し掛かり、ダンの沢の頭、小高山、大高山を越える。試走していたのに小高山を大高山と勘違いし、へこむ。それぞれにピークののぼりはそれほど長くないが、それなりに消耗した。
 
  大高山からの下りは試走のときはルートがわかりにくかったが、先行者があったからか、迷うことはなかった。結構、走れた!カモシカ平につくと、ますます雨が激しくなり、三壁山までの登りがかなり辛かった。越えれば下りだけとわかっていたからがんばれたけど、残り野反湖一周を残していたら、結構歩いてしまっただろう。それにしても三壁山手前は長く感じた。

  三壁山を越えるとようやく湖まで下るだけだ。さっきからの登りで抜かれた二人を抜いて、もう一人捕らえる。雨の中、前方にチラチラ人が見え始めたら、こっちのものだ。少しずつ近づいて後ろにつくと、道を譲ってくれた。下りはやはり楽しい。ここでタイムを稼げたように思う。登山道は排水溝のようになり、泥水がドバドバ流れ、えらいことになっている。果たして来年またこのレースはあるのだろうか、などと思いながら走る。自分が今できることは、泥んこになった溝の中を走って、道脇の緑地を痛めないようにすることくらいか。雨の中、体温が下がっている気がする。短パン、ランニングで出ている人もたくさんいたが、大丈夫だろうか。

  やがて、ゴール地点のスピーカー音が聞こえ始める。だんだん近づいてきてキャンプ場に入る。やはり距離が短いからか、足は生きている。最後のヘアピンを右に曲がり、ゴールへ。あー、あっけなかった。晴れていたら・・・と思うが仕方ない。
  ゴールして時計を見たら3時間46分だった。試走では4時間20分くらいだったか。まあ、順位もそんなに悪くないし、よしとするか。
  ヲカダがゴール後近づいてきたが、また、ゴールシーンの映像を撮り損ねていた・・・まあ、毎度のことだが。なんか食っていたに違いない。

リザルトはコレ

公式タイム 3時間46分04秒 (23位 30才台9位)


年齢別でポイントがつくかと思ったが、6位までだったようで、参加ポイントだけだった。ポイントを取れるとしたらこのレースが最も可能性が高いと思っていたので取れなくて残念。。。







inserted by FC2 system