第8回北丹沢山岳耐久レース

平成18年7月2日(日)
7:00am スタート
場所:神奈川県

大会の詳細

リザルト

ダニのリザルト: 5時間54分27秒 総合順位50位 種目順位35位 完走者779人(参加者1200-1300人くらい?)


ラップ
10km  1:09:16
鐘撞山 1:38:48
CP1   2:07:59
20km  2:29:13
トンネル付近? 2:51:32
CP2  ?
CP3  5:05:45
ゴール  5:53:48

食料等:ハイドレーション2L、ゼリー2つ、パワーバー2本、パワージェル2本、
ザック:リアクター10L、 シューズ:バスクライトスピード、
トップス:ユニクロのジッパー付Tシャツ、ボトムス:CWX(エキスパートセミロング)

※もって行ったけど食べなかったものもあった。カッパ代わりにゴミ袋を持っていったが、使わなかった。

<レポート>
  初めての参加でわけが分からないが、当日受付が5:00〜6:30までだったので前日入り。夕方に入って駐車場で車中泊。
  当日は、いつもどおりスタート3時間前の4時に起きる。スパゲティを食べ、 ゼリーやアミノ酸を体に流し込む。 なぜか異常に緊張し、下痢気味にゆるくなる。

スタート時〜直後

  結構前に並んだつもりだが、ボーっとしているまに前にたくさんの人が・・・100人以上はいるだろうか。ストックを持っている人が結構多い(スタート直後からゴールまでストックを持ったランナーは一人も見なかった)。
  スタートしてからしばらくはアスファルトの坂を上る。タイム順に並んでないので、いきなり歩いている人もいる。
  その後、ロードが終わってから山道に入るのだが、ここで渋滞となる。うわさには聞いていたが、、、これじゃあ抜きたくても抜けない。脇から強引に一人一人抜きながら上がるが、中には舌打ちをする人や、ぬかさせまいとブロックしてくる人もいて、消耗する。山を越えて、再び急坂を下り、なぜか再びロードに出る。
  さっきの山道ののぼりで人を抜くのに心身ともに疲れたせいか、ロードでスピードが出ない。やはりスタート時に一番前に並ぶほどの気合がないといけない。来年はそうする。




 





鐘撞山から神の川ヒュッテへ
  ロードが終わって、橋を渡るとようやく山道へ。坂は走りたくても走れないので、早歩きで登る。このころから人が分散してきたので抜きたくても簡単には抜けない。ロードよりペースがつかみづらく、心臓バクバクで上り続ける。鐘のなる山を通り過ぎて、降りるのかと思っているとさらに登る。途中、何人かが道を間違えていたようだ。
  登りが続いてケツの筋肉がひーひー言い始めた頃にようやくくだりに入る。このころ前に走っていた女性をペースメーカーにして追っていたのだが、後にこの人が女子のトップ(実際は2位だった)だとわかって俄然力が湧く。というのも女子のトップは6時間は切るだろうから、ついていけば自分もサブ6を達成できるのでは?と思ったからである。

  一つ目のピークを越えると、一気に標高差800mを越える下りとなる。腿の筋肉が辛いがノンストップで下る。ときどきショートカットして抜かしなららゆっくり順位を上げる。このころは曇りの中で足元も悪くなかった。前を走るの女性は抜かさずに後ろについて様子を伺う。

神の川ヒュッテから第二チェックポイントへ
  下りきると一つ目のチェックポイントに出た。水とバナナ。チアガール姿の若い女性が迎えてくれると聞いていたが、ガセだったのか、おちょくられたのか。ここで、水とバナナをもらって、今度は再び峠に向かって登る。足が言うことを利かなくなってきた。ペース配分間違えたかな〜。ここの登りで女子2位の選手を抜く。峠の手前でようやく20kmを越える。峠を上がって、ロードに出たところで、再び女子2位に抜かれる。ロードでは抜いた人数と抜かれた人数は一緒くらいかな。広河原手前で女子の3位にも抜かれる。みんなロードが早い。上位の人はロードでも速い人たちなのだろう。

  広河原を越えて、まだ、ずっと下りである。急な下りのセクションで下りの筋肉がオーバーヒートしたのか、下り坂のロードなのにスピードを出せない。しかし、立ち止まることなくひたすら走る。二つ目のチェックポイントでハイドレーションに水を入れてもらう。案の定、ほとんどなくなっていた。ボトルだと水の残量が分かるがハイドレーションは分からないので勘だけが頼りだ。二つ目のチェックポイントは水だけでバナナがない。もちろんチアガールもいない・・・

姫次へ
  いよいよ最後の登りだ。ヘロヘロだが、登りはロードほど足への負担はないので(心肺の負担はありますが)、 心を無にして登る。すると雨が降り出してくる。やがてどんどん強くなり、登山道は排水溝のごとくに・・・
  標高をあげてくると風も出てミゾレかと思うほど体に叩きつけられてきた。登山道はすぐにグシャグシャ、泥水ザーザー・・・とろとろ歩いてたりしたら低体温症になるよ・・・
  ピークが近づいてくると一旦抜かれた女子3位の人が前に見えた。がんばって追いつく。しかし、その後ろにガードマンのように屈強な男2名がいてなかなか抜かせない。まあ、抜かしたとしても、下りで抜かれるだろうから後ろをガマンして着いてゆく。ようやく姫次についた。本当はきれいなところなのだろうが、ガスと雨の中、まったく景色が目に入らない。やがて最後のチェックポイントに着く。ここでちょうど5時間。残り8kmと言われる。がんばれば6時間を切れるかもしれないと気合が入る。

ゴールへの下り
 ここからの下りはものすごい泥道だ。こけないように慎重に下る必要があるが、慎重すぎるとタイムが遅くなる。下りは踵から落とすようにしていたが、今日はつま先からグリップさせることを意識するようにした。そのほうがスリップは少なくなってスピードも上がるらしい。
  下り始めるとやはり女子3位の選手に離されてしまって、あっという間に見えなくなる。一体どういう足をしているんだ?下りは好きなので、足は痛いが、スピードを緩めずがんばる。途中であまりに泥だらけの足元、大雨のなかを一般登山者に見送られながら走っている状況が楽しくなってきて、笑いながら走る。脳内物質が出ている模様・・・

 大分下ってくると、ロードのセクションで抜かれた人たちを結構抜くことができた。女子の2位だった選手も抜く。かなりスピードが落ちていて、シャリバテのような走り方になっていた。
  のこり3kmの看板を見たときに、5時間40分くらいだったので、6時間切りができるのでは?と思い始める。そうすれば、スピードが上がるから体って不思議だ。そのままの勢いでゴール!なんとかサブ6を達成することができた。なかなか満足な結果だ。来年は5時間前半を目指したい。


 昨年のリザルト

 女子の2位を追う。ゴール!僕じゃないけど。

  
                  



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