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2004年9月28日(火) パンキンプンクン

★日曜日、小川山5峰のパンキンプンクンにトライした。
 3度目のトライで核心を越え、最後のクリップのところで電池切れで落っこちた。
 自分の限界グレードなので、登れたら、さぞ嬉しいだろう。モチベーションも上がるだろう。。。
 今週末はさらに終了点に近づけるだろうか。

 トライ中ビレイをしてくれたのは、&氏だ。氏は13クライマーなので、ちょうどパンキンプンクンなどは、オンサイトできるグレードである。ということでマスターでトライされたのだが、なんと僕があーだこーだ考えて結論に達したムーヴをオンサイトでらくらくこなし、核心部分で落ちてしまったけれども、その後、余裕でレッドポイントした。
 どうしてあーいう合理的なムーブが自然とできてしまうのかは、経験豊富なクライミングによるムーヴの蓄積なのか、クライミングセンスによるものなのか定かではない。しかし、苦労した僕としては、ちょっと大げさに言えば鳥肌の立つ光景なのでした。

 写真左:パンキンプンクンを登る&氏    写真右:Jack参上を登るM本さん

 (クリックすればデカくなるはず)

 

★最近あまり走っていない。あと1ヶ月なので来週からがんばります。


2004年9月20日(月) 佐渡 宿根木にて

★1泊2日で佐渡島に行って来た。
 直前までクライミングに行くか、ひさびさにヲカダと無計画な旅に出るか迷っていたが、天気も悪そうなので前から行きたかった佐渡島に向かうことにした。
 直江津から朝7時発のフェリーに乗り、佐渡の小木に9時半に着いた。結構、近いものだ。レンタカーを借りようとしたが、1時まで全部出払っているということで、レンタチャリで近くの宿根木(くわしく知りたい人はこっち )という集落に行くことにした。
 宿根木についての詳細はここではかかないけれど、佐渡島の中ではうまく観光地化に成功した(あるいはしつつある)場所である。長野でいえば、小布施、岐阜の高山のようなところ。


写真:佐渡のいろいろ

★宿根木は新潟県では唯一「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されており、岐阜の高山と同じように消火器やクーラーの室外機が茶色に塗られていたりする。おそらく許可無しに増改築は不可能なのだろう。この集落は海辺の入り江の奥の小さな平地にひしめくように民家が建ちならんでいる(こういう風に:まちなみネットより)。昔、寅さんの31話がここで撮影されたそうだ。ちなみにヒロインは都はるみ!
 
★宿根木の民家の路地をふらふらと歩いていたら、不思議な石の置物が置いてある茶屋を見つける。中を覗くと奥に庭が広がっていて、なかなか落ち着けそうなスペースだ。ぜんざいを食べようということで中に入る。
 すると中ではひげをはやし、着物を着た翁と、店のオーナー がいた。オーナーはしばらくしてどこかに行ったが、その翁は我々に話しかけてきた。よくよく話しを聞くと、おの翁はこの茶店の設計、デザインをしたそうな。仙人のような風貌ではあるが、達観したかのような抽象的なことをいう「おじいさん」ではなく、宿根木という町を活性化するための確かなビジョンをもたれているように感じられた。言葉の端々に知性も感じられるし、なにより上品な方であり、なにやらただ者ではない雰囲気を醸し出している。この人物に少々興味を持った私は、宿根木で生まれ育ったのかと聞くと、いやいや、博多で生まれて、20年前に旅に出て、すこしづつ居を移しながら北上し、佐渡の宿根木まで辿り着いたそうな。今後も旅を続け、北海道の宗谷岬を人生終演の地と決めているそうな・・・
 名前を聞くと、それには答えず、茶店の庭の四阿に飾られている般若心経の書を指さした。それには「泉 椿魚」と書いてあった。後で店内を見回すと、壁に飾ってある書や絵、さらに本までこの名前が書かれていた。ふーこの人は何者なのだろう・・・
 翁は日本各地にあるこのような人のぬくもりの残る町が、荒廃し、滅びつつある現状に対し、何とかできないものかと考えているようで、我々に熱く語り始めた。どうやらこの店もそういった思いからボランティアでデザインしたような感じだった。なんかただの旅人というよりは、芸術家でありプロデューサーであるといった印象を受けた。
 その後、茶店を出る時、いろんな話しを聞いた我々に、この翁は我々に優しく「良い旅したね」と声をかけたのだった。

宿根木の民家 路地を歩く 茶屋の前で


★家に帰り、 この翁について調べてみた。やっぱり有名人だった。
 翁の正体 この茶店のこと(名前は「やました」でした)

 宿根木はおすすめの場所かも知れません。長野からチャリンコを積んで日帰りもOK! しかし、宿根木に止まってみるのはもっとよさそう。今度は泊まりにいくっす。

★村上春樹「アフターダーク」を読む。


2004年9月16日(木) おばはん

★小さい酒屋というか駄菓子屋に犬がいてなかなかナイスであった。できることならこの犬になりたい、などと思ったりする。

★自転車で狭い路地を走っていると、後ろからクラクションを何度か鳴らされた。どけろと言うことかと思ったが、よけてもクラクションを鳴らしてきた。会社の同僚がからかっているのかと思ったら、その車は横に止まり、中からものすごいおばはんが出てきた。それで、「あんた、この自転車なんていうかしってんの!」と聞いてきた。その聞き方が恐くておばはんを直視できなかったが、最初、おばはんはこの自転車の名前を知っていて僕に聞いているのかと思った。しかし、よくよく聞いてみるとおばはんはこういう自転車が欲しくて、何という名前か、どこで売っているのかを聞きたかったらしい。。。 
 しかし、 聞きたいからと言ってそういう止め方はあるか?マジでびびった。この感覚は文字ではうまく伝えられない。


2004年9月13日(月) 開拓王

★日曜日小川山で「帰ってきた開拓王」を登った。1回目のトライで普通落ちないところでブチ落ちてしまって立木で太ももと踵を強打した。立木は枝が折れ、先がとんがってしまった。今度落っこちたら串刺しになりそうな感じ・・・
  しばらくびっこを引きながら、相当にへこんでしまってもう帰ろうかなと思ったが、途中までかけたヌンチャクを回収する方法をいろいろ考えているうちにだんだん回収するなら登った方が楽かなとも思い始め・・・がんばって再び取り付いた。尖った木の幹にはグローブをあてがってまじないをしてから登り始めた。不思議と落ち着いていて、核心まではするすると登れた。核心の角を取るところまでは既に解決していたので、リラックスして角に向かう。角を取るところで、とりあえず、ウガーと声を出して空元気をアピールしてから、いよいよ自分にとっての核心の上部スラブへ。

 上部スラブは左のカンテ部分以外にはホールドはなく、足はスメアのみ。さらにロープが股下に斜めに延びているためフォールするとロープバーンを作りやすい。ムーブはちゃんと解決したわけではなかったが、ココで落ちるのはいやなので、無理矢理鼻息を荒くし、ゼッタイ落ちひんで〜と念仏のように唱えながら登り始める。カンテをぺたぺたしながら登り、1本クリップした後、右側のあまいカチを取り、右足を強引にあげ、二つ目の角をとる・・・取れた!気合いが入れば上部は意外と簡単なのだった。いつも股下のロープが気になったり、下部で消耗していたりして、気合いがたりなかったのか?あるいは今日はなんか脳内物質が分泌されたのか、とにかく登ることができた。たかが11cだろという輩もいるかもしれないが、僕にとっては、会心のクライミングだった。太ももにできた直径10cmのアオタンも僕を祝福しているような・・・
やっぱりクライミングは素敵だ!!!

だれかさんのHPより(一番下が開拓王)


2004年9月7日(火) 無名

★土曜日、東京に資格試験を受けに行く。
 本屋で沢木耕太郎 「無名」を買う。単行本を買うなんて何年ぶりだろう。
  試験会場で解答用紙が配られるまで読む。涙を堪えるのに必死。

★ちょうど30代後半は強かったオヤジが年老いて、小さく、弱く、衰えていく様を見るのがつらい世代だと思う。特に、年になんどか会うという間柄だと会うたびに小さくなっているような気がしてしまうのである。
 僕は中学卒業と共に家を出たので、オヤジと酒を酌み交わす事もなければ、昔の話しをしたこともほとんど無いので、今のうちにいろいろ話しを聞いてみたいと思っている。が・・・なかなかそうもいかない。


2004年9月2日(木) さむぅ・・・

★浅間山が噴火した。夜間の噴火時の映像が残っていて興味深く見る。火山弾が着弾して光っているところなんか、爆弾が爆発しているみたいだった。ちょっと収まれば、火山弾(HP山口の火山より)でも拾いに行くか。
 噴火時にはスゴイ空気振動が起きるようだ。超低周波とでもいうのだろうか。空気振動は窓ガラスをも割ってしまうほどだったようだ。降灰は周辺の高原野菜をダメにした。被害額はかなりのものになるだろう。

暇な方はチェック<浅間山ライブカメラ>

★ 新しいRock & Snowでボルダリングのグレーディングシステムについての熱い議論を読む。自分はまったく分からないのだけれど、先日大阪に行った時、CRUXにてVグレードのボルダーをやった。あれってCRUX内だけのローカルグレードじゃないよなあ。V2は全て1撃、V3はひーひーで何回かのトライが必要、V4はほとんど登れずという感じだった。CRUXのV2がアートウォールの4、V3が5、
V4が5+という感じかなあ???やっぱよくわからん。
ちなみに世界最難は小山田氏の登ったV16!


2004年8月29日(日) 大阪へ・・・

★友人の結婚披露パーチー出席のため大阪に行った。
  大阪駅周辺はものすごい人人人で、信号機があるのに警備員がたくさんいて交通整理していた。「ハイ、青ですよ〜渡ってください〜」「赤です〜止まってください〜」って、信号機いらんがな!
 なんか祭りでもあるんかな〜と思うほどだった。

 梅田スカイビルで「誰も知らない」を見る。 実際にあった話をモチーフに作られたフィクションらしい。なんだか「火垂るの墓」を思い出した。あまりに暗い話しに昼間からブルーになる。

★帰りに大阪市立自然史博物館に寄る。ブロンズ像に鳩が止まっていた。右の女の子がちょっと嫌がってよけている様に見える。

★諏訪湖ハーフマラソンにエントリーした。10月24日。目標1時間30分を切ること。

★先週末は小川山へ。「帰ってきた開拓王」(写真右の岩塔にある)にトライするが登れず。また今度〜。
 写真左はちょうど裏側にあるシルクロード12cを登るヲかもと君。もう核心を越えているが、この直後にフォール。残念。でももう次は登れると思います。


2004年8月20日(金) 誕生日・・・

★今日は34歳の誕生日です・・・

★お盆に実家に帰った時に、家から見える正面の山(標高1300m程度)に登りに行った。苔むした林道(写真)を進んでいくと、前方にイノシシがなにやら地面をふがふがしていたので、そうーっと近づくと、気付いたイノシシは猛烈な勢いで逃げていった。滑稽なくらいの慌て方だった。その後、さらに林道を進むと向こうにウリ坊がいっぱいいた。子連れなのでヤバイかなと思い、違う道を進むと今度はシカの大群が出現した。なんか恐くなって下山してしまった・・・

★アテネオリンピックの日本の躍進はすごい(獲得メダル数)。これは、なにやらシドニーオリンピック以降掲げられた、メダル倍増計画というものの効果らしい。財源はtotoサッカーくじであるらしい。


2004年8月16日(月) お盆

★お盆はどこにも行かず、実家でゴロゴロした。
ビールを飲みながらテレビでオリンピックを見て、ゴロゴロ。
 最近、実家に帰ると親の健康状態が気になっていろいろ口やかましく言ってしまう。

★親戚の家にお供えを持っていくと、いとこの子供がゴロゴロいた。誰が誰だか分からないが、テレビのアニメに食いついているもの、ゲームをしているものなどなど。帰りに家の外に出ると、外灯にゲンジ(ミヤマクワガタのこと)がいたので、こんなもの喜んでくれるかな、とおもいつつ家に持ってはいると、みんなテレビアニメもゲームも放り出してゲンジにかぶりついてきた。ふふふ、いつの時代もかわらないなとちょっと安心したように満足げなダニであった。。。

★犀川沿いを久々に走ってみた。堤防道路の内側にアンツーカのジョギングコースができていた(写真)。
 遠くに鹿島槍が見えてなかなかナイスである。

★今日テレビでなんとなく遠山の金さんを見ていたら、最後に「町中引き回しのうえ、磔、獄門に処す」と言っていた。
 子供の頃一代目の金さんをよく見ていて、あの刑を言い渡すところが痛快で好きだったけれど、磔とか獄門とかあんまり意味を考えたことがなかった。それぞれの意味はここを参照(CHIHIRO'S ROOMより)。かなり残酷なことが分かる。


2004年8月8日(日) 東京で

★東京駅のトイレにて携帯で話ながらおしっこするひとがいた。。。

★奇術師試験・・・疲れた。
 大阪時代の会社の先輩に会った。会社の現状をイロイロ聞く。
 年1回の大事な試験なのに、先輩は消しゴムを忘れたという。実は僕もシャーペン3本もっていったのに2本が玉切れとなり3本目もかなりやばかった。かなりドキドキした。解答どうこういう前の問題です・・・
 結果は、とりあえず埋めたと言う感じ。手応えは不明です。

★最近、上司と話した寂しい話。
 仕事中、パソコンに向かっていると後ろの作業机で女性軍が合コンの話などをする。となると男性社員は内容を聞いてしまうというか、聞こえてしまうわけであるが・・・僕が女性なら男性の近くでこんな話はしないだろうと思う。つーことはまったく異性として対象外なのだろうなと言う結論に達したわけであります。

★今日も、新幹線の中で隣に座った女性が、鼻をかみ、ポテトチップスをぼりぼり食べていました。ただそれだけで腹が立つわけではないのですが、なんか寂しい感じがするのです。僕だけ?


2004年8月5日(木) ヒートアイランド

★東京はここ100年で平均気温が3℃上昇したらしい。世界平均が0.6℃の上昇だから、その5倍である。
 また、熱帯夜、真夏日の日数もここ30年で何倍にもなっているらしい。N●Kでやってました。
 地球温暖化対策として日本が提案した京都議定書もアメリカとロシアが批准しないものだから目標に達せず、発効しない可能性が高い。まあ、発効したとしても目標(1990年レベルから-6%のCO2削減)はとても達成できそうにないらしいから関係者はほっとするのでしょうか。

磯野家 with iPod(QuickTime)

★まじですか〜 エレベーターの裏技!

★日曜日は奇術師試験だ。ヤダけど踏ん張るしかねえべ。試験が終われば、クライミング再開!

★サッカー日本代表がバーレーンに勝った。かなりドキドキした・・・FIFAランキング日本は20位になった。土曜日には中国戦だ。


2004年7月30日(金) Yahoo BB

★YahooBBになってちょっと速く、安くなった。知らなかったのですが、ADSLって、電話局からの距離が離れるほど、急激に通信速度が遅くなるのでデスね。

★我が家のレガシーがリコールにかかった。段差を通ったりすると、エアーバッグが勝手に開いたりする可能性があるのだそうだ。

★サッカー日本代表がベネズエラに4:0で勝った・・・FIFAランキングは日本24位、ベネズエラ50位。なので壮行試合としては大成功と言うところでしょうか。


2004年7月25日(日) カブトムシ

★今日は小川山へ。ウォーミングアップの1本とカブトムシ1便出した後に雨が降ってきて退散。壁にヌンチャクを残置してきてしまった。しかし、先週2テンだったカブトムシを今日は1便目で登れてかなり嬉しかった。久々の12だったので。

★サッカー日本代表負けた・・・


2004年7月22日(木) ハヤブサ


★オリンピックスタジアム上空でハヤブサを見た。仕事中だったけど、なんだか嬉しくて、車をよせて、しばらく上空を仰いだ。
多分、鳩を餌にしていると思うのだけれど、周辺にはスタジアムの照明、送電線があるので、見張り台として利用しているように思います。でも、いったいどこに営巣しているのだろう。

★小川山で事故があった。
 2峰周辺で登っていると、ヘリが来て、スピーカーで何か言っている。ほとんど聞き取れない。
  写真は遭難者をヘリでピックアップした県警ヘリが 去っていくところ。遭難者は脳挫傷でこの日の夜、亡くなったようです。

★今週末も小川山行きます。一番イイ季節なので。


2004年7月16日(金) 充実?!

★ようやく、仕事が軌道に乗り始めた、ように感じる。

★会社までチャリンコをぶっ飛ばせば、車と所要時間はそれほど変わらないことが判明。約25分なり。

★ジェンキンスさんに親近感を感じるのは、ちょっとだけオヤジの面影があるからだろうか。

★土日は再び小川山へ。2峰カブトムシをやっつけたい! ビデオも持っていって、QTでアップしてみようか。
 月曜日はオフィスオーガスタキャンプへ(リンク先は音楽がなるので仕事中の方は注意)。

★DAYSも書きはじめてから1年たった。もう1年っすか・・・


2004年7月11日(日) 小川山で!

★小川山で、山野井泰史氏&妙子さん夫妻に会いました。
 写真後列左が山野井さん、前列左が妙子さんです。
 勝手に写真乗せちゃってスミマセン。

  山野井さんは世界を代表するアルパインクライマーですが、その生き方から想像していた人物像とは違い、明るい性格の方のような気がしました。もっと、無口で淡々とした感じを勝手に想像していましたが、すごく社交的な感じがしました・・・2峰はとっても久しぶりらしかったです。セレクションを登って行かれました。
 たまたま白いパンツをはいていたのでサインしてもらいたかったけど、マジックがなく、お願いできませんでした。
 写真を撮ってもらってもいいですか?と頼むのもスゴク勇気が要りました。


 最近の山野井さんの活動はココ
 山野井さん著作「垂直の記憶」
 丸山直樹 著「ソロ」


2004年7月4日(日) あづい

★昨日は仕事。今日は午後から根子岳〜四阿山に走りにいった。その後アートウォールでちょこっと。

★今年も奇術師試験が近づいてきて焦っている。いいかげんとらんと。

★長野が暑い。とても暑い。ビール片手にパンツ一丁でパソコンに向かう。蚊に刺される。

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